今持ち歩き用の PC として Surface Pro LTE Advanced を使っている。
事務作業には十分なスペックと軽さ・薄さで満足度は高い。
このモデルは、nanoSIM が挿さるのと、eSIM が内蔵されていて、モバイル通信プランを購入することで世界各地でモバイルネットワークに接続可能。
nanoSIM スロットには国内で使える年間契約の SIM を挿していて、海外渡航時に eSIM に切り替え、Ubigi などの通信プランを購入して使う、というのが便利そう。
ポケット WiFi 持ち歩かなくていいって素晴らしい。
ところがどっこい、eSIM を使うのが結構難儀だった。
eSIM でモバイル通信プランを購入する画面までたどり着けない。
eSIM には、「eSIM プロファイル」と「APN」を設定する必要がある。その両方が適切に設定されていないと圏外表示になり、何もできない。
自分の場合、デフォルトの「eSIM プロファイル」と「APN」は機能しなかったみたいで、Ubigi の問い合わせから eSIM プロファイルをダウンロードする方法を教えてもらい、さらに「APN」を設定するための情報を教えてもらって初めて圏外から脱することができた。
自分の場合、nanoSIM の設定の時もそうだったが、eSIM でも APN 設定するときに、「インターネットとアタッチ」を選ぶ必要があった。
ろくな説明をしなかったのに、適切な作業手順を提示してくれた Ubigi のサポートは素晴らしい。
(一方 Microsoft のサポート情報の役に立たなさよ・・・)
その後、さらに一つ重要なポイントとして、自分の環境では、2つの SIM を切り替える際、「詳細オプション」の「APNを添付する」から利用したい APN の「編集」を一度選択し、そのまま「保存」する必要がある。
これをしないと、アンテナピクトは立つが接続されない。
モバイルネットワークに PC 単体で接続できるのはとても便利なだけに、利用方法が難しかったり、うまくいかないときの対処法がわかりづらいのはもったいないなと思う。