- Ubuntu の場合は 16.04
- sudo apt-get install -y gcc git make net-tools libncurses5-dev tftpd zlib1g-dev libssl-dev flex bison libselinux1 gnupg wget diffstat chrpath socat xterm autoconf libtool tar unzip texinfo zlib1g-dev gcc-multilib build-essential libsdl1.2-dev libglib2.0-dev zlib1g:i386 screen pax gzip
- 上記だけではダメで、sudo apt-get install gawk が必要
月別アーカイブ: 2019年8月
食器洗い乾燥機を自力で設置した記録
目次
- 必要なものの調査
- 棚の設置
- 分岐水栓の取り付け
- 食器洗い乾燥機の設置
必要なものの調査
まず、購入する食器洗い乾燥機はパナソニックの NP-TA2 にすることにした。約4万5千円。
これを設置する場所をキッチンの中で探したが、そのままでは置くことができない。そこで台をキッチンに設置し、その上に乗せることにした。必要な面積はおおよそ 55 cm × 35 cm なので、アイリスオーヤマのメタルラックを利用するのが良さそう、という結論に。ちょうどよいサイズの棚板を扱っている。これに 15 cm のポールを2本取り付け、残りの2本分はキッチンの台に乗せることにした。このポールは高さを微調節することができ、水平をとるのも容易だった。平らな方が食洗機を載せやすいので硬質クリアシートを合わせて購入。棚板1枚で使うので若干強度面の不安を感じたのでサイドバーを買っておいたがこれは不要だったかもしれない。約3千円。
続いて、食洗器を水道につなぐための部品として分岐水栓が必要。我が家では TKGG31E という TOTO の蛇口が取り付けられていたので、これに合う部品をパナソニックのサイトから検索。すると CB-SSH8 という部品が適合することが分かったので、これを購入。約1万円。これを取り付けるには 2.5 mm の六角レンチとサイズの違う2つのスパナが必要。
棚の設置
棚は事前にキッチン周りの寸法を良く図っておいたおかげでかなり狙い通りになった。電源ケーブルと給水ホースを通す隙間も取れてよかったと思う。
分岐水栓の取り付け
中に説明書が入っているので、その通りにすればよい。栓を出す向きは360度自由に決めることができるようになっている(実はこれがかなり不安だった)。
水の栓を止めてから作業しないといけないが、今回は量水器ボックスの栓を締めて行った。
普通に作業するだけなら10分くらいでできると思うが、作業中にレンチが足りないことが分かって買いに走ったので少し時間がかかった。
食器洗い乾燥機の設置
重いという点を除けば特に苦労することはなかった。
給水ホース、排水ホースをそれぞれ接続し、電源を取ってアースをとるだけ。
アースは残念ながら冷蔵庫と食器棚で埋もれてしまっていたので、ドキドキしながらもシンクに接続しておいた。何かあった時は自己責任・・・。ただ、食洗器自体を台の上に載せているのと、台所マットを利用している点、一応シンクにアースを接続していることを考えると、感電リスクはそれほど高くはないと判断している。
設置を依頼したらかなり費用が掛かっていたと思うので、自力でできたのは良かったと思っている。 なにより妻が喜んでいるので良かった。 賃貸なので、退去するときに水栓を戻さないといけないのが億劫だけど。
KCU1500 環境のセットアップ方法のメモ
KCU1500 は近々 discon になると思うので今更書き残しておく意味があるかよくわからないが・・・。
- Ubuntu を使う場合は 16.04 LTS を使う。
- KCU1500 用のドライバが対応した Linux カーネルを動かせるのが 16.04 LTS までだから。
- 最新の PC を使おうとすると、Ethernet ドライバがなくてはじめインターネットにつながらないかもしれない。その場合は手動でドライバをインストールする必要がある。
- HWE には対応していないので、4.4 系のカーネルにする。
- KCU1500 用のドライバが対応した Linux カーネルのバージョン制約
- SDAccel は 2018.2 をインストールする
この組み合わせじゃないといけないことに気づくまでに結構試行錯誤が必要だった。
ここまでできると、あとはインストラクション通りにドライバをインストールできる。ドライバが入ると KCU1500 のファン制御が有効になって静かになる。
PYNQ ならではなスタートアッププログラムを止める方法
PYNQ はスタートアップ時に Jupyter Notebook が起動するように設定されている。
それを止めるためには、以下のサービスを systemctl を使って止めればよい。
- pl_server
- pynq-x11
- jupyter
グラフィカルなログインを止めるには、
$ sudo systemctl set-default multi-user.target
Ultra96v2 で PYNQ イメージを動かす
Ultra96v2 で PYNQ の Linux イメージを動かすまでのメモ。
WiFi のアクセスポイントに接続するようにあらかじめ設定を変更しておく。
手順
- PYNQ イメージをダウンロード
- イメージを microSD に書き込み
- WiFi 接続設定
- 起動確認
1.PYNQ イメージをダウンロード
http://avnet.me/ultra96-pynq-image-v2.4_v2 からダウンロードする。
結構時間かかる上に、チェックサムが公開されていないのでデータが壊れていないか確認できない。
2.イメージを microSD に書き込み
SD カードが /dev/sdb
だったとして、
# dd bs=4M if=/path/to/ultra96v2_v2.4.img of=/dev/sdb
とする。RootFS のパーティションが小さいので、SDカードの容量に余裕があれば、パーティションを拡張後、resize2fs
してファイルシステムの容量を拡張しておくとよい。
3.WiFi 接続設定
確認したところ、 Ubuntu 18.04 ベースなので、本来なら、network-manager
をインストールして netplan
を使って WiFi 接続設定するのだけど、インストールされていないので、別の方法で設定する。
まず、SDカードの第2パーティションを /path/to/mountpoint
にマウントする。
/path/to/mountpoint/etc/wpa_supplicant.conf
作成
country=JP ctrl_interface=DIR=/var/run/wpa_supplicant GROUP=netdev update_config=1 network={ ssid="<SSID名>" psk="<パスフレーズ>" }
(パスフレーズを平文で書きたくない人は別途調べるとやり方が出てくる。)
/path/to/mountpoint/etc/network/interfaces.d/wlan0
編集、wlan0
が自動で UP されるよう以下の内容にする
auto wlan0 iface wlan0 inet dhcp wireless_mode managed wireless_essid any wpa-driver wext wpa-conf /etc/wpa_supplicant.conf
4.起動確認
電源と、microSD、micro-USB ケーブルを接続する。
PYNQ サイトには、micro-USB ケーブルで接続すると Ethernet デバイスが認識されて、192.168.3.1
でアクセスできると書いてあるがこれはどうもうまくいかなかった。
その代わり、シリアルデバイスとしては認識されてターミナルソフトからアクセスできる。
$ ip a
して wlan0
が接続できていればOK。
http://<wlan0 の IP アドレス> にブラウザでアクセスすれば Jupyter Notebook の画面が見られるはず。ちなみにパスワードは xilinx
。
また、この IP アドレスに SSH でもアクセスできるはず。ユーザとパスワードはともに xilinx
。
参考サイト
- PYNQ 公式サイト:http://www.pynq.io/board.html
- ドキュメント:https://ultra96-pynq.readthedocs.io/en/latest/getting_started.html#opening-a-usb-serial-terminal