Linux」カテゴリーアーカイブ

VNCサーバを使った時に LD_LIBRARY_PATH がうまく引き継がれない場合の対処法

  • VNC サーバを使っている
  • anaconda など、LD_LIBRARY_PATH の設定が必要な環境を使っている

という人は、VNC 環境内でターミナルを起動した時に、LD_LIBRARY_PATH が unset されていることに困ったことがあるかもしれない(自分)。 続きを読む

RAID 故障時の通知方法を考えた結果 nagios に組み込んだ

RAID で使っていたHDDが故障した話 を書いたのだけど、実は RAID が崩れてから4ヶ月ほど気づいていなかった。これはまずいな、ということで、通知方法を考えてみた。

普段サーバとして使っているマシンなので、 RAID に問題があっても通知してくれないと気づけない。通知方法はいろいろあるけど、今回はメールで通知することを考える。マシン自体からメールを送ることも考えたけど、メールサーバは持っていないし、簡単に SMTP を叩けるようなメールアドレスもあいにくない。

そこで、VPN 内を監視するのに使っている nagios で監視することにした。これまではエージェントレスで使っていたけど、RAID の情報は NRPE を使って取得することとし、設定した。

RAID をチェックするプラグインは GitHub からダウンロードする必要があるっぽい。RAID が壊れたらちゃんと通知が来るのか?の確認はしていないのだけど、なんとかなることを祈る。

いつの間にか perf tool で複数イベントを調べるときにイベントごとの period や freq 指定がサポートされてる話

Linux でパフォーマンスカウンタの値を取得するために便利な perf tool

perf record のヘルプを見ると、

[prism field=”perf_record_help” language=”txt”]

ってなってて、イベントごとに config を書けるようになってる。

具体的には、以下のようにすれば OK。

[prism field=”perf_record_example” language=”bash”]

どのバージョンから使えるようになったのかはわかっていないけど、個人的には待望の機能なのでとてもありがたい。

Pythonz で Python のインストールが失敗する原因と対策


OS やアプリのバージョンがまちまちな複数の共有マシンで作業することが多い。Python やライブラリのバージョンを揃えたいとき、ユーザーディレクトリに Python をインストールするツールとして Pythonz や Virtualenv は便利だ。

これらなしの Python 環境は考えられないくらい依存しているのだけれど、今日 CPython 3.5.2 をインストールしようとしたら失敗。その環境には、自前で Gcc 4.8.4 をいれていたこともあり、色々試行錯誤するも改善せず。

ふと思って、make の並列化を無効化したところ、コンパイルが通る。このパターンか…と思いつつ、Pythonz から無効化する術がないことを知りしょんぼり。とりあえず Pythonz を一部書き換えてインストール成功。

こういうことは他の環境では起きたことがないので再現性低そうだなと思いつつ、時間があったら Pull request 送ってみようかな。

Samba サーバ設定の Tips

Let’s Encrypt の証明書を使って無料で HTTPS 化

しばらくこの WordPress は HTTP でアクセスしていたけど、無料で証明書を使えるサービスである Let’s Encrypt が使えそうだったので HTTPS 化してみた。

certbot を使うとできるよ、と説明があったので、それに従うことにした。このサイトは CentOS6 + Apache Web Server で構築されているので、ここにやり方が載っている。

特にはまることなく証明書をインストールできて、自動で設定もしてくれた。ただし、HTTP から HTTPS へのリダイレクトは自動設定ではうまくいかなかったので、手動で .htaccess を変更して 301 リダイレクトするように設定した。