Dell PowerEdge T110 II の BMC で SOL を使うその2

こちらも、今回確認したら過去記事がおかしなことを書いていたので新しい記事として修正。

Serial on LAN (SOL) を本格的に使うには、まず BIOS の Serial Communication 設定を以下のようにする。

Item Default Value
Serial Communication On without Console Redirection On with Console Redirection via COM2
Serial Port Address Serial Device1=COM1,
Serial Device2=COM2
Serial Device1=COM1,
Serial Device2=COM2
External Serial Connector Serial Device1 Serial Device2
Failsafe Baud Rate 115200 115200
Remote Terminal Type VT100/VT220 VT100/VT220
Redirection After Boot Enabled Enabled

これで、SOL に接続すれば、BIOS 画面も飛んでくるはず。
SOL にアクセスするには、ipmitool を利用できる LAN 内のマシンから以下のようにする。

$ ipmitool -I lanplus -H $hostname -U $user sol activate

うまくいかない場合、BMC のユーザ設定を確認。
この上で、CentOS7 (grub2) の場合、/etc/default/grub を以下とすると、grub2 の画面も SOL に飛んできてブートするカーネルを選択できるようになる。
[prism field=”sol-grub2″ language=”text”]

/etc/default/grub を編集した後は、設定の更新を行う。

# grub2-mkconfig -o /boot/grub2/grub.cfg

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