VDIを使いたい理由
- Windows環境はたまに使えれば良いが、Windows自体もOfficeもソフトウェアライセンスが高い
使いたいときだけ使える環境を家族でシェアすればライセンス料を削減可能 - Mac環境(ラップトップ)にVMでWindowsを動かすのもいいけど、家族でシェアできないしグラフィック処理がちょっと重い(気がする)
GPUをパススルーできる環境で動かしたい - 電源とネットワークがあればマシンを遠隔地に置いておける!
- 一昔前のPCをうまく活用できたりするとなお good
VDI環境の要件
- 安いこと。高いソリューションを導入するくらいならPC買ったほうが安くなることが多いし、Amazon使おうぜとかなっちゃう。
- 接続元(クライアント)からUSBリダイレクション可能であること
- やっぱ繋ぎたいよね。
- Windows のリモートデスクトップはUSBリダイレクションもできるらしいけどPro版以上が必要。Pro版持っていない。。
仮想化環境と接続クライアントの比較
- VMWare vSphere ESXi
- 現在のバージョンは5.5、無償版がある
- ハイパーバイザ型の仮想化環境で、GPU のパススルー、USB リダイレクションともに可
- クライアント(vSphere client)が Windows 版のみ
- XenServer
- 現在のバージョンは6.2、無償版がある
- 準仮想化であり、GPU のパススルー、USB リダイレクションともに可
- クライアントが Windows 版のみ
- KVM
- Linuxのメインストリームに入っている仮想化環境
- GPUのパススルー、クライアントからの USB リダイレクションともに可
- クライアントは Windows, Linux。Mac では USB リダイレクションが使えない
- Windows では使えるらしいけど、そのためには oVirt を構築しないとだめかも
仮想環境の選択
ESXi をインストールしようとしたらドライバがないのか NIC がないよって言われて動かせなかった。ドライバを追加して起動ディスク作るとかは面倒だったので、諦めて KVM を使うことにし、 CentOS7 をインストールした。
動かしてみた結果
PCのスペック不足が否めない。Core2Duo機を仮想環境として使うのはつらいっぽい。一応仮想化支援機能は入ってるけどね。
ホストのCentOS7のGUI(Gnome-shell)を動かすとこれがまた重くて、そんなんではVDIとしては使えないな、という感じ。
まだチューニングの余地はあると思うからもう少しいじってみよう。
追記
- 仮想化ではなく、ネイティブでリモートデスクトップとして使うほうが使えそう。
- GPU を挿したマシンだったけど、GPU が古くてプロプライエタリなドライバのサポート対象外になっていた。今度抜いて省電力化しよう。
- ホスト OS のウィンドウマネージャを Gnome-shell から MATE に変えたらだいぶましになった。(2015年1月30日)